「モラハラ夫から離れたいけど、子供を抱えて先立つものができないから離婚できない」(30代女性)
「今の仕事が辛くてすぐに辞めたいけど、貯金が無いし転職も年齢的に厳しいから、ギリギリの精神状態で仕事を続けている」(50代女性)
などといった話を聞くと、辛い気持ちになります。
どんな人にもいずれ必ず試練がやってきます。
そんな時に自分の貯金や収入があるか無いかで、解決のための選択肢が全く変わってきます。
ハイスペとの結婚イコール安泰ではない
結婚した時点ではハイスペだったとしても、問題のある夫だったことが分かって苦しめられたり、失業したり、病気になって働けなくなったりするかもしれません。
離婚はもはや珍しいことでもなく、死別だってありえます。
夫は他人と心得て、自分は精神的にも経済的にも自立することで、どんな時でも自分軸で最良の選択ができるようになります。
「今」を楽しむことだけを求め続けると、後で挽回できなくなる
若いうちに行きたいところに行き、食べたいものを食べ、買いたいものを買う。
結婚したらできなくなるから。
歳をとったらできなくなるから。
と思い続けて行動すると、未来の自分を守ることできません。
経済的に自立していることで、NOと言える自分になろう
自分を粗末に扱う全ての人や環境にNOと言えるように、自分以外の誰にも依存しないで生きていけるようになりましょう。
そのためには、自分の収入と資産があることが基本中の基本になります。
経済的に自立していれば、欲しいモノや環境は自分で用意できるようになります。
夫・親・子供・親戚・上司・会社・国‥などの自分以外の全て、すなわち他人に何かを求めるとストレスが溜まります。
彼らは自分のために動く義務があるわけではありません。
自分を幸せにするのは自分です。
自分以外のだれにも遠慮することなく自分軸で行きていくためには、経済的自立が不可欠です。
経済的自立を確保するために、給与収入を簡単には手放さない
入社した会社を簡単に辞めないようにしましょう。
どんな仕事にも学びはありますから、腐らずに好奇心を持って取り組んでみてください。
どうしてもその仕事を続けられない場合は、社内の別の部署に移ることも考えてください。
それも難しいなら、辞めるのは次の会社の内定を取り付けてからにしましょう。
経済的自立を強化するために貯金を増やす、副業する
本業からの収入が増えても、それに気を良くして支出も増やしてしまったら元も子もありません。
貯金を増やすために、年収が上がっても生活レベルは変えないことを強くおすすめします。
給与収入以外に、収入源は複数あるべきです。
会社を辞めたら無収入、では危うすぎます。
収入源が会社の給与だけだと、会社から何を言われてもYESとしか言えなくなります。
給与収入は複数ある収入源の一つとできるように、副業を本気で考えましょう。
副業には色々な種類があります。
①気軽に始められる
フリマアプリ物販 など
②特技やスキルを生かす
Webライター
Webデザイン
ハンドメイド販売 など
③将来的に自動的に収益を得られる
ブログアフィリエイト
YouTube動画投稿 など
難易度は①<②<③で上がります。
①と②は自分が働いた分だけ稼ぐことができます。
売り上げを増やすには、労働時間を増やすか労働単価を上げることで実現できます。
③はすぐには稼げませんが、積み上がったコンテンツが自動的に稼いでくれる状態を作り出すことができます。
軌道にのれば、労働時間に関係なく売り上げを増やしていくことができます。
続けられる副業を見つけるために、まずはできることからチャレンジしてみることをおすすめします。
経済的自由をめざして、増やした元手で投資しよう
給与や副業で増えた貯金を投資に回しましょう。
働いて稼ぐことは尊いですが、自分の働きで得られる稼ぎには限界があります。
運用で資産を増やしたり、自分が働かなくとも収入を得る仕組みを作ったりすることについても目を向けることをお勧めします。
具体的には株式のインデックス投資や不動産投資などです。
副業でご紹介したブログアフィリエイトや動画投稿は、働かずに収入を得る仕組みになり得ますが、その状態を作り上げるまでに膨大な時間投入が必要になります。
また、必ず成果が出せるとも限りませんし、向かない人もいるでしょう。
不動産投資に関しては「自動的に収入を得る仕組み」を買うので、購入後の収支の見通しを立てやすく、賃貸管理を外注することで自分の時間投入は最小限で済ませることができます。
無理だし怖いし胡散臭いし‥と最初から拒否するのはもったいないです。
貯めたお金を不動産に置き換えていくことは、大昔から日本をはじめ世界中で実践されている王道のやり方です。
正規で雇用されていて貯金が500万以上ある人は、不動産投資に目を向けることを心からおすすめします。
経済的自由を手に入れた後の世界
会社員でいることは生活のためではなく「自分が望む選択だから」になります。
いつでも会社を辞めれるので「会社でやりたいこと、正しいと思えることを恐れずにできる」ようになります。
夫と対等なパートナーとなることができます。
一緒に暮らす意味がなくなった夫は、自分の人生から切り離すことができます。
病気で働けなくなっても、経済的な不安がなく治療に専念できます。
家族の介護が必要になっても、経済的な制約にしばられずに介護体制を整えることができます。
子供に豊かな教育機会を与えることができます。
老後の不安がなくなります。
やりたい事ができるようになります。
海外を含め、住みたいところに住めるようになります。
他人(夫)に経済的に依存することはリスクだと心得ましょう。
まずは経済的に自立し、将来的には経済的自由を手に入れて、自分軸で生きていきましょう。